市内公園の美化や保全などに取組む公園愛護会を表彰する「平成26年度横浜市公園愛護会表彰式」が7日行われ、区内では「白山町高倉公園愛護会」(井上正和会長)が団体表彰を受賞した。
市公園愛護会は、公園の清掃や草刈り、利用マナーの啓発などを行うボランティア団体。2014年3月末現在、市内2638公園に対して2417団体の登録がある。
「白山町高倉公園愛護会」は13年7月に発足。不法投棄などで子どもが安心して遊べる環境になかった公園を清掃、整備するなどしてきた。同公園を子どもたちの笑顔でいっぱいにしたいと、現在は子どもたちを巻き込んだ樹名板作成、朝顔の栽培を行っている。また、子どもたちに自主性をもって公園イベントに取り組んでもらうために、子どもたちとイベントの企画を考えるミーティングを定期的に開催している。
井上会長は「こんな素晴らしい賞を頂くことができて驚いている。私を含め男性4人で活動している団体。会員を増やし活動を発展させていきたい」と喜んでいる。市は「団体表彰は原則5年以上活動している会が対象となるが、子どもたちを巻き込んでの活動は他の会の手本になると評価した」としている。
個人表彰は井上敏正さんに
10年以上、公園愛護会会長を務めた個人に送られる
個人表彰は「いぶき野第一〜六公園愛護会」の井上敏正会長が受けた。井上会長は約150人の「いぶき野第一〜六公園愛護会」会員と共に公園美化に取り組んできた点や、公園清掃を定期化し会員同士が交流できる場としたことなどが評価された。「賞は会でもらったものと認識している。これからも公園での活動を地域交流の場として活用していきたい」と同会長は話している。
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