中山町在住の岩間茂次さんが先月、大蔵寺(中山町666)庭園に咲く花木を四季ごとに撮影した写真集(=写真=)を完成させた。
「大蔵寺の四季」と名付けられたこの写真集には、岩間さんが約7年間にわたって撮影してきた約200点の写真が収められている。
岩間さんは「春は桜、夏はサルスベリなど、大蔵寺には季節ごとにいろいろな花木が咲く。5月上旬ぐらいに咲くツツジは本当に美しい」と話している。
40年以上、趣味として写真を撮り続けてきた岩間さんは、10年ぐらい前から鎌倉の寺のもつ奥深さに興味をもち、その姿を写真に収めてきた。撮影を続けるうちに、寺の周辺に咲く花や木が建物を引き立てる役割を果たしていることに興味を覚え、花木を中心に寺を撮るようになった。
そんなとき、自宅近くにある大蔵寺にも季節ごとに様々な花木が咲くことを知り、撮影を開始したのが今回の写真集発行につながった。「この写真集が、寺の魅力の再発見につながれば」と岩間さん。
大蔵寺の佐藤直道住職は「寺で行われる様々な行事の写真も盛り込んでくれた。本当にうれしい」と喜んでいる。
この写真集の購読希望者は大蔵寺まで【電話】045・931・3969。
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