緑区版 掲載号:2014年12月18日号 エリアトップへ

神奈川新聞社主催の「神奈川地域社会事業賞」奨励賞を受賞した「四季の森里山研究会」理事長を務める 北村 多津一さん 神奈川区在住 64歳

掲載号:2014年12月18日号

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里山作りの知恵伝えていく

 ○…「受賞は会員の励みになる。本当にうれしい」。2002年に会を発足。里山環境を次世代に残していくため、間伐や草刈などに取り組んできた。自然と人が豊かに共存できる姿を追い求めてきた活動が、来園者の安全を確保し、自然に親しめる環境づくりに貢献したと評価された。「一人でも多くの人に公園を楽しんでもらえれば。身近にある自然の魅力を知ることからはじめてもらえれば」と喜びを噛みしめる。

 ○…5人程度だった会員は現在約30人になった。会員は皆勉強熱心。来園者に質問されても困らないよう、森林の仕組みや植物、昆虫などについても見識を深めている。会の名前に「研究会」という言葉を選んだのも、草花を見て楽しむだけでなく、その生態を知り、共存していく道を皆で考えたかったから。会員同士で交わす「植物談義」は会のコミュニケーションを一層深め、自身の楽しみのひとつになっている。

 ○…今月で40年以上勤め上げた鉄道会社を定年退職する。会社では”経理畑”一筋。予算をまとめるなど数字とにらめっこの毎日だったが、仕事を通じて、結果にはそこに行きつくための理由が必ずあることを知った。「里山づくりも一緒。里山に昆虫が集まらない状態には必ず何か原因がある。この視点が問題を解決する鍵になる」

 ○…最近、会では自然環境をテーマに小学校で出前講座を行うようになった。自然観察の指導のほか、木工教室なども開いている。「今の子どもたちは大人から危ないからと言われ、自然と触れ合う機会が少ない。人は自然と共生していかなければ生きていけないこと、そのための知恵を子どもたちに伝えたい」。子どもたちにこのバトンを繋いでいくことは、里山を未来に繋いでいくことに直結すると考える。「平均年齢70歳の自分たちに与えられた使命」。これまでの経験やそこで知識を余すことなく伝えていくつもりだ。

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