緑署、「チラシの塔」で呼掛け 振り込め詐欺防止訴える
振り込め詐欺を”蹴チラシ”ましょう――。緑警察署は昨年末から、チラシでつくられた五重塔(=写真=)を使い振り込め詐欺への注意喚起を行っている。同署入口に設置されているこの塔は、中山町自治会防犯部指導員の南雲正好さんがつくり上げたもので、「増加している振り込め詐欺防止のための広報活動に役立ててもらいたい」と同署に寄贈。同署署員が振り込め詐欺の被害にあわないための注意ポイントを塔周辺に張り出すなど、同署利用者の目を引いている。
南雲さんは、テレビで新聞に折り込まれる広告チラシを使って建築物の模型をつくれることを知り、10年以上前から趣味として模型づくりにあたってきた。「これまで30個ぐらいの作品をつくってきた。材料はチラシのほか、要らなくなった雑誌や糊、ボンドだけ。誰でもつくれるもの」と南雲さん。
同署担当者は「本当にありがたいこと。塔の注目度は抜群。振り込め詐欺の抑制につながることを期待している」と話している。
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