緑区の新春の風物詩「緑区消防出初式」が10日、十日市場消防訓練場で開かれた。
当日は、消防功労者表彰や参加部隊の活動報告のほか、消防車両の分列行進、自衛消防隊操法の実演、一斉放水などが行われた。
なかでも、来場者の目を引き付けたのが、地震により火災が発生したという想定で行われた救護活動訓練。はしご隊と特別高度救助隊の消防部隊、消防団部隊らの迅速な人命救助活動に来場者から歓声があがっていた。
その他、緑区郷土芸能保存連合会による獅子舞、中山中学校吹奏楽部の演奏が式を盛り上げた。
2歳の息子と来場した十日市場町在住の女性は「来場したのは今回で2回目だが、目の前で一斉放水などを見ると、その迫力に圧倒される。息子もいつも本で見ている消防車を間近で見ることができて喜んでいた」と話していた。
緑消防署の関口輝雄署長は「緑区の消防署と消防団の結束力、力強さを区民にアピールすることができたと思う。協力してくれた関係者の皆さんのおかげで予定通り式を進行することができた。感謝している」と感想を漏らしていた。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|