緑区版 掲載号:2015年3月26日号 エリアトップへ

地元自治会 竹山池再生事業を始動 散策路整備めざす

社会

掲載号:2015年3月26日号

  • LINE
  • hatena
竹山池を見守る町田会長
竹山池を見守る町田会長

 「竹山連合自治会」(町田史郎会長)が、竹山団地内にある竹山池の再生に取り組んでいる。今月13日には水草を育てる人工浮島を設置した。池を自然豊かな散策地として整備することで人を呼び込み、街に活気を取り戻したいとしている。

 竹山池は1970年、竹山団地設立に合わせてつくられた人工池。竹山団地中央商店会や竹山小学校などに囲まれた街の中心に位置し、90年代前半ぐらいまでは人々の憩いの場として親しまれていた。

 しかし、特に管理が行われていなかったため、ペットとして飼われていた外来魚やミドリガメなどが目立つようになり、40年が経過した現在ではヘドロによる悪臭を訴える声も聞かれるようになった。町田会長は「90年代に入り、近隣に大型商業施設ができるようになってからは商店街の利用客も減り、ここに人が寄り付かなくなってしまった」と池の環境悪化とともに街の活気が失われていった当時を振り返る。

 こうした状況を受け、竹山連合自治会は昨年、商店街の活性化や団地に若い世代を呼び込むための計画を緑区と検討。竹山池を整備し、散策スポットとしての価値を高めることで、同地区に再び活気を取り戻そうと話し合いを重ねてきた。現在、同連合自治会は市が市民と協働で緑化を進める「地域緑のまちづくり事業」のサポートを受けながら、池再生に取り組んでいる。昨年12月には市のアドバイザーのもと、池の再生を図る「竹山池活性化推進委員会」を立ち上げた。

3年計画で水質調査

 同委員会は今月13日、池に浮島10基を設置した。今後継続して浮島を増設し、水を浄化する水草の苗を育てながら、3年がかりで水質の改善に挑む。水質は定期的に調査し、経過を観察するという。また、池の周囲の雑木林を整備し、プランターを置くなどして景観と生物多様性の再生に取り組む方針だ。外来生物対策としては、駆除するのではなく、生息場所を仕切るなどの方法がとれないか検討したいとしている。

人が集まる「池」に

 同委員会は、池の再生を通じて、池に人が集まる仕組み作りを行っていきたいとしている。現在、池の周辺には人がとどまれる場所がないが、将来的にはエコ・トーンなどの水辺空間を設けることで、池の生物を観察する場所をつくる方針。また、子どもや大人を対象にしたワークショップを開き、池の生き物や環境について学ぶ機会を創出し、自然とのかかわりを皆が実感しながら池再生に取り組める環境を整える。

 町田会長は「竹山池を緑区の名所のひとつにしたい。多くの人がここを訪れるようになってくれれば、街に活気が戻るはず。一生懸命取り組んでいきたい」と話している。

緑区版のトップニュース最新6

開所に向け整備進む

山下地域ケアプラザ

開所に向け整備進む 社会

福祉保健活動の新拠点

1月21日号

コロナに負けず美術展

白山高校

コロナに負けず美術展 文化

ユーチューブで配信中

1月21日号

200カ所以上で減収

指定管理施設

200カ所以上で減収 社会

市、一部補助も

1月14日号

歌集「白杖と花びら」出版

三保町在住苅谷君代さん

歌集「白杖と花びら」出版 社会

「ありのまま詠っていく」

1月14日号

新しい生活様式意識し

新春区長インタビュー

新しい生活様式意識し 社会

区運営方針進捗など語る

1月7日号

市、15日に受付窓口開設

障害者手帳カード化導入

市、15日に受付窓口開設 社会

選択制、耐久性など向上へ

1月7日号

十日市場の歯医者 みどり歯科

安心の保険診療中心。車椅子のまま乗降可能な専用車で無料送迎できます。

https://midoridc.net/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月17日0:00更新

  • 11月12日0:00更新

  • 9月10日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク