神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2015年5月14日 エリアトップへ

横浜環境活動賞実践賞を受賞した「一本橋メダカ広場水辺愛護会」の会長を務める 金子 洋さん 新治町在住 72歳

公開:2015年5月14日

  • LINE
  • hatena

自然体験の場、次世代に

 ○…生まれ育った新治の自然環境を守るべく、梅田川周辺の清掃や除草に励む。15人の会員は、中学3年生から75歳までと幅広い。日頃のやりとりの中で「この人は」と言う人に声をかけた。「年齢やキャリアは関係ない。生まれ育った土地への愛着や奉仕への思い入れを重視した。だからうちの会は、会員の高齢化とは無縁」。小規模ながら、コアなメンバーが永続的に活動できる組織を目指した。

 ○…1942年、新治町の農家に生まれた。会社員時代は交通信号機のシステムエンジニアとして勤務。静岡県に転勤し、一時故郷を離れたこともあった。数年後、再び新治町に戻ると、のどかな農村部には2人の子どもの遊び仲間がいないことに愕然とした。何とかせねばと門を叩いたのがボーイスカウト。自然を相手にしたプログラムの魅力に開眼。子どもとともに参加し、日本ボーイスカウト神奈川連盟横浜地区横浜第125団では団のトップである団員長を務めた。

 ○…愛護会の話を市から打診されたのは2003年。それまでボーイスカウトでたっぷり自然と向き合い、自然体験の大切さを痛感していたため、「この自然を次世代に繋ぐために」と快諾。清掃・除草はもちろん、近隣の地権者に交渉し、川の上流にある休耕田にかつて故郷の川に居たメダカを放流するなどして環境保全に尽くしてきた。「何も特別な事はしていない。生まれ育った地に感謝し、大切にしているだけ」と、活動はあくまで生活の一部と位置付ける。

 ○…近隣の小学校との交流や、梅田川周辺で行うイベントを通じ、地域の子どもたちを見守ってきた。今改めて思うのは「子ども時代に触れる自然との対話」の大切さだ。近くに住む4人の孫にも思う存分貴重な体験をさせてやりたいという気持ちが沸いている。「体験から学ぶのが大事。そろそろ本腰を入れ、うちの孫にも向き合いたい。それが今後の目標かな」

緑区版の人物風土記最新6

薬真寺 麻美さん

「四季の森Enjoy Local Market」の運営に携わるほか、中山で「エンリッチザハートマルシェ」を主催する

薬真寺 麻美さん

白山在住 43歳

3月28日

川口 信二さん

今年、霧が丘での花の植栽活動が10周年を迎える

川口 信二さん

霧が丘在住 75歳

3月21日

折出 侑(おりで ゆう)さん

3月20日「みんなで『e―スポーツ』体験」をみどりーむで初開催する「サブカル部ラジオ局!」の代表を務める

折出 侑(おりで ゆう)さん

十日市場町在住 35歳

3月14日

阿部 好成さん

3月22日、区内の「ぷらっとkiricafe」での車座トークで講師を務める

阿部 好成さん

霧が丘在住 87歳

3月7日

小田野 直子さん

3月19日にみどりアートパークで、自身初のピアノソロリサイタルを開催する

小田野 直子さん

中山在住 30歳

2月29日

平本 誠さん

緑公会堂で2月25日に開かれる「お囃子体験講座」で講師を務める寺山囃子保存会会長の

平本 誠さん

寺山町在住 58歳

2月22日

開業23年 十日市場町の歯医者 みどり歯科医院

安心の保険診療が中心です。車椅子のまま乗降可能な専用車での無料送迎にも対応しています。

https://midoridc.net/

緑区社会福祉協議会

〒226-0019 横浜市緑区中山2-1-1 ハーモニーみどり1階

http://www.midori-shakyo.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook