横浜市道路局は、現在工事を進める「横浜環状北西線」の進捗を紹介する社会科見学現場視察会を10月15日、北西線の北八朔地区、下谷本地区の作業現場で実施した。
当日は、作業現場に近接する山下みどり台小学校4年生、山下小学校4年生、川和小学校5年生の計約180人の児童が参加。現場作業員や道路局職員が「事業を行っている理由」「環状線開通によってどのような利点があるか」などについてイラストを交えて説明した。
現場を実際に見学した子どもたちからはトンネルの深さや作業車の大きさに驚く声が聞かれ、見学後の質問コーナーでは、「使った砂はどこにいくのか」「竪穴の深さは何メートルあるのか」など様々な質問が投げられた。
同環状線は、主要道路の渋滞緩和や災害時の道路ネットワークの向上、横浜都心と湾岸エリアの連絡強化を目的に工事中。2021年度を目途に一日も早い完成を目指して事業を進めている。
現場視察会を担当した市道路局職員は「将来この道路を利用する子どもに工事の過程を見てもらうことに意義を感じ、開催した」と話した。
今後も近隣住民を対象とした見学会を積極的に開催し、地域の理解と協力を求めていく方針だという。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|