神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2015年11月5日 エリアトップへ

ロケ地・横浜(上) 「ツール」としてのFC(フィルムコミッション)

文化

公開:2015年11月5日

  • LINE
  • hatena
市内での撮影の様子
市内での撮影の様子

 9月末に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「まれ」。石川県能登半島とともに、横浜が舞台となったことは記憶に新しい。映像コンテンツが地域に入り込むことで、まちの活性につながるケースもあり、力を入れる自治体も見られる。市内の取り組みを追った。



 街なかでロケ撮影を行う場合、道路の使用許可などが必要となる。それらの手続きを製作者側と企業等の間に立って行う「フィルムコミッション(FC)」。横浜でFCが発足したのは2000年10月。各自治体で設立の動きが活発化する中、国内4番目としてスタート。横浜市では文化観光局がFCを担っており、今年15周年を迎えた。横浜の売りの一つは製作会社が集中する東京からの近さだ。しかし、日帰りが可能なため、宿泊費等まとまった金銭は落ちない。だからこそ、目先の経済効果より「長期的なスパンでの街のブランド力向上」を目標とする。

ロケ経験を次へ生かす

 昨年のFCへの問い合わせは600〜800件。しかし「9割は横浜が舞台ではない話」と専任スタッフの森智子さんは明かす。「とりあえず横浜で」という場合、撮影場所のリクエストはみなとみらい地区に集中。偏り解消のため、観光地以外を提案することもある。FCでは今後、受け入れ可能な施設を増やして撮影の門戸を広げ、「ロケ地としての実績を積み、『横浜で撮りたい』という声が増えてくれたら」としている。

 「まれ」撮影後、市では交通局によるラッピングバスやロケ地マップ、限定スイーツ発売など、作品に絡め「ロケ地・横浜」をPR。「FCはツールに過ぎない。横浜での撮影をどう発展させられるかが大事」と森さんは話した。(つづく)

緑区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 4月4日〜4月10日

4月18日

横浜EX プレーオフ進出

プロバスケB3リーグ

横浜EX プレーオフ進出

19日から鹿児島で初戦

4月18日

15歳以下チームが初優勝

横浜ビー・コルセアーズ

15歳以下チームが初優勝

全国48チームの頂点に

4月18日

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook