神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2015年11月19日 エリアトップへ

20周年を迎えた太鼓グループ「上山太鼓」の会長を務める 平川 啓二さん 上山在住 72歳

公開:2015年11月19日

  • LINE
  • hatena

自然と感じるリズム

 ○…「これだけ長く続けられたのは、地域や周りの協力があったから」と目を細める。20年前に自身を中心に会を発足し、今では地域の祭りには欠かせない存在となったが、当初は気兼ねなく太鼓を打てる場所の確保などに悩ませられたという。少しずつ活動を知ってもらい、練習場や演奏の機会を得られたときは「地域に根差してきたなと嬉しく思いました」

 ○…小学生の時、近所の祭りで盆踊りに参加したことが、太鼓との出会い。「演奏しているハチマキ姿のお兄さんたちがとにかく格好良かった。見ていたら自然と体がリズムを取っていた」と当時を懐かしむ。25年前に上山の夏祭りに参加した際、櫓の上に放置された太鼓を見かけ「誰もやらないなら俺がやる」と経験はなかったが飛び入りで打ち鳴らした。「勢いで始めたから頭は真っ白でしたが、やってみたらとにかく気持ちよかった」と笑顔を見せる。その一件で太鼓への思いが再燃。自治会で希望者を募って会を立ち上げた。

 ○…東京都大田区出身。緑区には結婚を機に引っ越してきた。「なんとなく気に入ったから越してきたけど、これだけ長く住むってことは肌に合ったんですね」。太鼓を始めた当初は会社に勤めながら、町田の道場に通って練習をしていた。ばちの持ち方など初歩的なことも一から見直し、習ったことを会員に教えていたという。「師匠の小林政高さんには今でも頭があがりません。今の会があるのは彼のお蔭でもあります」

 ○…太鼓の魅力は、思い切り叩く際の動きと、響き渡る音が生み出す爽快感だと話す。教え子には「嫌いな人の顔を叩く位打ったほうがいい音が鳴ると指導している」と笑う。これからは、老人ホームや幼稚園での慰問活動などをより積極的に行う意向。「太鼓の爽快なリズムには、体を動かしたくなる不思議な魅力がある。色々な人の心に太鼓の音を響かせたい」と展望を語った。

緑区版の人物風土記最新6

小泉 浩子(ひろこ)さん

4月26日の「ポップ&クラフト絵手紙教室」で講師を務める絵画指導インストラクターの

小泉 浩子(ひろこ)さん

長津田在住 49歳

4月25日

高倉 徹さん

緑図書館の館長に着任した

高倉 徹さん

都筑区在住 60歳

4月18日

佐藤 俊明さん

緑消防団の団長に就任した

佐藤 俊明さん

十日市場町在住 66歳

4月11日

金成(かなり) 賢一さん

緑警察署長に着任した

金成(かなり) 賢一さん

区内在住 59歳

4月4日

薬真寺 麻美さん

「四季の森Enjoy Local Market」の運営に携わるほか、中山で「エンリッチザハートマルシェ」を主催する

薬真寺 麻美さん

白山在住 43歳

3月28日

川口 信二さん

今年、霧が丘での花の植栽活動が10周年を迎える

川口 信二さん

霧が丘在住 75歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook