長津田小学校(安井純子校長)で11月21日、創立70周年を祝し記念式典が行われた。同校のルーツは江戸時代後期、岡部兵エ門らによって開かれた「江林塾」と言われる。その後、様々な変遷を経て、1945年11月「横浜市長津田国民学校」として独立した。
当日は名取正彦区長など多くの来賓が列席し、節目を祝した。会場となった体育館内は、この日のために生徒が作成したイラストやケーキのモニュメントなどで彩られ、生徒たちが言葉を出し合って作成した70周年版の校歌は特に関心を集めていた。70周年記念行事推進委員会(岡部一郎実行委員長)はこの日のために長津田の歴史を紡いだ副読本を再編。ひな壇を寄贈するなど記念事業に華を添えた。
会は記念式典と祝賀会の2部編成で実施。記念式典では壇上に立った名取区長が「長津田小は地域の人に愛される親しみ深い学校。緑区も区政50年までに、この学校のような愛される存在になりたい」と話した。田奈中学校吹奏楽部の演奏の後、同校校長らによる鏡割りから始まった祝賀会では、長津田囃子や職員バンドなどが会を盛り上げた。
安井校長は「この学校の歴史を振り返ると常に人に支えられていた。そうした恩恵の中で育った今の子どもたちの輝かしい笑顔は街の宝だと思う。これからも、卒業生みんながずっと愛してくれる学校づくりを心掛けていきたい」と語った。
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