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新春インタビュー 歴史的勝利に貢献更なる飛躍めざす 桐蔭高校出身 ラグビー日本代表 松島幸太朗選手

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掲載号:2016年1月14日号

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 昨年9月から1カ月半、イングランドで開催されたラグビーワールドカップ(W杯)。日本代表は、優勝2回の実績を持つ強豪国・南アフリカを破るなど、過去最高成績を残した。全試合に出場した松島幸太朗選手(サントリーサンゴリアス所属)は、桐蔭学園高校=鉄町=ラグビー部の出身。今大会の振り返りと、日本で開催される次回2019年のW杯を含めた今後の展望について、話を聞いた。

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 自身初となったW杯では全試合に先発し、トライを期待されるWTB(ウイング)としてフル出場を果たした。「若い年齢で大きな大会に出させてもらってすごく成長できた」と納得の表情をみせる。エディー・ジョーンズヘッドコーチに認められた要因を「プレーの安定性」と分析。「試合では、ボールを持ったら積極的に仕掛けるように」と言われていた。

 南アフリカ戦での五郎丸歩選手のトライは、松島選手が相手ディフェンスを突破して生まれたもの。試合前の分析で、相手の10番周辺を狙うと決めていたという。「ボールを持つ前からスペースが空いているのが見えたので、抜けるとわかっていた。あとは五郎さん(五郎丸選手)にパスをつなぐだけだった」と冷静に振り返る。

 世界中が驚いた一戦だったが、「試合前から、チーム一丸で戦えば勝てると思っていた。受け身にならなかったことがよかった」。淡々と語りつつも「南アフリカ国民は誰ひとり負けるとは思っていなかったのでは?」と、自身のルーツでもある強豪国側が受けた衝撃を想像し、思わず表情を崩した。

高校時代に「礎」築く

 桐蔭学園の藤原秀之監督とはW杯前にも連絡を取り、激励の言葉をもらったという。高校時代の3年間は、東京の自宅から鉄町に通っていた。「今のプレーにも生かされている」と話す、パスのスキルや低いタックルの姿勢などラグビーの基礎はここで培われた。「街並みがきれいで、駅から少し離れると自然が多い落ち着く場所」と青葉区に親しみを持つ。共に汗を流した当時の仲間とは、今でも連絡を取り合っている。

 昨年は代表としての活動が長く、「メンタル的な疲れは感じている」が、次回のW杯に向け、昨年に続いて今年も海外挑戦をする予定だ。「4年間はあっという間に過ぎる。高いレベルでプレーすることが大切」と気を引き締める。ラグビーの競技者人口も増えつつある現状に「いい選手が増えてくると思うので、自分もチャレンジ精神を持ってレベルアップしていきたい」。一歩ずつマイペースに、どこまでも成長を続けていく。
 

「先を見ず、相手をリスペクトしてしっかりとした準備を」と後輩にエールを送る松島選手
「先を見ず、相手をリスペクトしてしっかりとした準備を」と後輩にエールを送る松島選手

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