迫真の演技を見せる参加者たち
中高生に演劇に親しみを持ってもらうためのワークショップ「ようこそ、えんげきワンダーランドへ」が１月４日と５日、緑区民文化センター｢みどりアートパーク｣で開催された。
同センターが主催したもので、県内各地から参加した中学２年から高校１年の９人は、２日間かけて「戯曲作り」に挑戦。動物園でアイデア探しを行い、撮影した写真をもとに４コマ漫画の形をとって戯曲を完成させた後、プロの演出家指導のもと、動物たちのしぐさをイメージした演技を舞台上で披露した。
この講座は「演劇の裾野を広げたい」「中高生にこれまで気付かなかった自分の姿を発見してもらいたい」との思いを込め２０１４年から実施されているもので、公演ではあえて大人の観覧を受け付けず、参加者がのびのびと演劇を楽しめる環境を整えている。
参加した松本茉依さん（中２）は「初めて挑戦することが多くて緊張した。みんなと仲良く取り組めたので、ありのままで発表することができた」と語った。
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