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緑区版 公開:2016年1月14日 エリアトップへ

感染性胃腸炎 警戒高まる 区内で報告相次ぐ

社会

公開:2016年1月14日

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 「ノロウイルス」などに代表される、感染性胃腸炎が流行傾向にあり、市は警戒を呼び掛けている。

 横浜市衛生研究所が発表している緑区内の定点医療機関に寄せられた報告によると、患者数は11月から増加傾向になり、第51週(2015年12月14日〜21日)の発表では警報発令基準値にあたる20人を超える20・20人が報告され、1月7日に報告された最新の発表でも患者数は20・40人と増加を続けている。

 感染性胃腸炎は、発症すると下痢や嘔吐、発熱などの症状を引き起こす。通常は1〜2日で回復するが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者の場合は、重症化したり吐物を気管に詰まらせたりすることもあるため、注意が必要だとされる。さらに、下痢や嘔吐が続くことによって脱水症状や体力低下になるケースもあり、十分な注意が求められている。

 また、従来流行している「GII・4」型というウイルスとは異なる「GII・17」という新型のノロウイルスが昨年から新たに流行の兆しを見せており、市は患者が在来型と新型どちらの症状がでているかの確認を進めている。

「手洗い念入りに」

 多くのウイルスは感染者の排泄物や吐物の処理をした際や、二枚貝などの食品などの経路から感染するため、予防には念入りな手洗い、便や吐物の適切な処理と消毒、食品の十分な加熱が重要だ。横浜市保健所と健康福祉局健康安全課は昨年11月中に胃腸炎とインフルエンザへの注意を促すために中村俊輔選手(横浜F・マリノス)を起用した「あと10秒!手洗いをしよう!」というポスターを市内の学校や保育施設、区役所などを中心に約2500カ所に配布。例年、集団感染が多発している施設へ予防の徹底を求めている。

 例年、年末から3月頃まで流行する胃腸炎について、市健康福祉局健康安全課の担当者は「今年も同程度の流行が予想されている。拡大防止のためにも、一人一人が念入りな予防を心がけてほしい」と話した。

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