優勝を喜ぶ打鼓音メンバー＝同団体提供
星槎中学・高校＝旭区若葉台＝で活動する「創作和太鼓集団・打鼓音」（渡邊晃伸代表）が昨年12月26日、埼玉県で開かれた「太鼓祭ｉｎ大宮ソニックシティ・第７回日本一決定戦」で２年ぶり３度目の日本一に輝いた。
組太鼓一般、同ジュニア、大太鼓の３部門に東・西・南・北４ブロックの予選を勝ち抜いた27団体・個人が出場。東日本代表として出場した打鼓音は一般の部で、２位に２００票差の６５６票を獲得。優勝と文部科学大臣賞を受賞した。ジュニアの部は準優勝だった。
５年連続で全国大会に出場しているが、前年は準優勝と涙をのんだ。渡邊代表は「プレッシャーがいつもつきまとっていたので、嬉しさよりも今は安堵感が大きい。これまで頑張ってきて本当によかった」と振り返る。
大会に選んだ楽曲「全戒流打（なだ）れ」は打鼓音が発足した10年前から渡邊代表が温めてきたもの。磨き上げた勝負曲はまさに「満点に近い演奏だった」と評す。リーダーの中山嘉子さんは「日本一は通過点。これを経て、もっと大きくなりたい」とさらに上へ気持ちを向けている。
31日演奏会
打鼓音による創作和太鼓演奏会が１月31日（日）、みどりアートパーク（緑区民文化センター）で開かれる。午後２時開演。チケット３千円。詳細は打鼓音【電話】０４５・９２２・１６７７へ。
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