華麗な技を披露
新春恒例となる「緑区消防出初式」が１月９日、消防訓練場で開催された。
新年の風物詩として毎年多数の来場者を集めるこのイベント。天気にも恵まれた当日は１２００人を超える観客が集まった。
式典では区内の防災に尽力した人や団体を表彰し、多数の祝辞が送られた。名取正彦区長は「年末の特別警戒では、夜中に赤色灯をつけて巡回したことが防犯・防災につながった。区外では異常気象などのニュースが多くあがっているので、今後も気を引き締めていきたい」と語った。
その後行われた演技の部では神港鳶職組合が見事な梯子乗りとまとい振込を披露。不安定な足場で行われる様々な妙技に観客は息をのんだ。さらに、十日市場中学校吹奏楽部の演奏に合わせて行われた消防署と消防団による28台の消防車両分列行進や、救助現場の実演などの総合演技、一斉放水では多くの歓声があがった。
式の最後には「消防ふれあいコーナー」が設けられ、子どもたちは消防車の前で記念撮影や防火服体験に臨んだ。２年連続で観覧に来たという大塚凛ちゃん（６）侑くん（３）は「放水の時にでた虹がきれいだったし、はしご車がかっこよかった」と笑顔で感想を語った。
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