大藏寺(中山町666)で2月11日、恒例の「初稲荷大祈祷会」が行われた。
毎年2月11日に大藏寺で開かれる祈祷会には多くの地域住民が集まり、稲荷に「家内安全」や「商売繁盛」などを願う。
当日は大藏寺内にある稲荷大明神社前に約20人が集まり、佐藤直道住職が読み上げる経にあわせ、それぞれ祈祷した。その後は緑区を拠点に活躍する演奏集団「シエラベルデ」による南米アンデスの音楽会も境内で行われ、参拝者は荘厳な雰囲気の中、賑やかなひと時を堪能した。
大藏寺は鎌倉時代に開設され、稲荷大名神社は1813年に京都伏見の稲荷神社本宮から勧遷した歴史を持っている。
佐藤住職は「昨年10月に社内のお狐様を外に出して以来初の祈祷会。寒い中、参詣にきていただいた方に感謝したい」と話した。同寺は今後、他にも「花まつり」や「大祓い」などを予定している。
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