神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2016年4月21日 エリアトップへ

耳で文学楽しんで 緑図書館 CDブック貸出開始

文化

公開:2016年4月21日

  • LINE
  • hatena
「CDブック」を持つ渡辺館長
「CDブック」を持つ渡辺館長

 緑図書館(十日市場町825の1・渡辺政一館長)は4月26日(火)から、文学作品の朗読を録音した「CDブック」の貸し出しをスタートさせる。

 CDブックは「文字が読みにくい人でも音楽を楽しめるように」というコンセプトのもと、活字を読むのが困難な高齢者や移動中などで手が離せない人向けに、書籍などの内容を音声化し録音したもの。

市内初の試み

 障がい者以外を対象としたCDブックの貸し出しは市内で初の試み。市立図書館は各区の予算で本を購入しているが、図書館の運営や通常書籍の補てんに予算を回すのが手一杯で、今回のような試みをすることはなかった。

 そんな中、緑区は区民が本に触れ合える環境を整備する「読書活動推進目標」で「赤ちゃんからお年寄りまで本に親しむ環境づくり」というテーマを掲げており、その実現のため今回の施策を決めた。

 緑区ではこれまで0歳から楽しめる絵本をまとめた「あかちゃん絵本セット」を区内地区センターと共同で貸し出していたが、高齢者などを対象としたセットの作成は初の試み。

第1弾は35作品

 今回は第1弾として井上ひさしの「父と暮らせば」や松本清張の「西郷札」、司馬遼太郎の「人斬り以蔵」といった時代小説や推理小説の名作を中心に35作品が用意されており、柳家小三治ら噺家の朗読で作品を楽しむことができる。今後蔵書を追加するかは、アンケートなどを通して利用者の声を集め、随時検討していく方針だ。

 貸し出しは図書館の窓口でのみ行われており、1人につき一作品を2週間まで借りることができる。予約不要。希望者は横浜市図書カードを窓口で提示する必要がある。

 渡辺館長は「本を読みたいが、文字を読むのが疲れるという人たちに是非一度試してもらいたい」と話す。

緑区版のローカルニュース最新6

講演会や和太鼓演奏も

講演会や和太鼓演奏も

緑区スポーツ人の集い

3月28日

絵画、折り紙、写真作品展示

絵画、折り紙、写真作品展示

区役所でミニギャラリー

3月28日

「電車好き」を釘付けに

「電車好き」を釘付けに

一般に鉄道模型を披露

3月28日

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 3月14日〜3月20日

3月28日

ラグビー協会会長が来浜

ラグビー協会会長が来浜

10月に日本対NZ戦

3月28日

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

3月28日

開業23年 十日市場町の歯医者 みどり歯科医院

安心の保険診療が中心です。車椅子のまま乗降可能な専用車での無料送迎にも対応しています。

https://midoridc.net/

緑区社会福祉協議会

〒226-0019 横浜市緑区中山2-1-1 ハーモニーみどり1階

http://www.midori-shakyo.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook