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はまっ子どうし ピーク時から販売半減 水道局 啓発目的を強調

経済

掲載号:2016年4月28日号

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 横浜市のオフィシャルウォーター「はまっ子どうし The Water」の販売本数がピーク時から半減している。販売元の市水道局は水源保全などの啓発事業としての役割を重視し、販売本数の維持を目指している。

 はまっ子どうしは市の水源の1つである道志川の清流水を詰めたボトルドウォーター。水源保全の啓発や水源地の山梨県道志村とのつながり、水道事業の理解促進を目的に2003年に市内で販売がスタート。500ミリリットルと2リットルのペットボトルがあり、同局では500ミリリットルを110円で売っている。

 販売本数は生産開始から右肩上がりに伸び、ピーク時の08年度には234万本を記録。しかし、その後は市場の競争激化などを要因に減少を続け、13年度には114万本と半減。15年度は120万本を見込み、ようやく下げ止まった格好だ。

 販売本数の減少に伴い、利益も減少。確定している14年度は販売収入7800万円に対し、製造費6400万円、配送費等1200万円で粗利は200万円。08年度の粗利4200万円から大きく減らしている。

 一方、同局は「たくさん売ることが目的ではない」と民間企業との違いを話す。収支均衡の観点は重要としつつ、1本あたり1円を道志の水源林保全に活用していることも含め、当初の目的である啓発など広報的役割に重きを置く姿勢だ。

 県内で水を売る自治体は多いが、川崎市は販売本数4万3000本(500ミリリットル/14年度)、神奈川県は製造本数3万6000本(同/15年度)程度でいずれも主目的は広報だ。はまっ子どうしの販売本数は他自治体と比べても群を抜き、同局によると日本一だという。

収支均衡維持目指す

 同局としてもPR効果を含め、収支がとれている現在の規模は維持していきたい考えで、小説「消防女子!!」やシーサイドラインとのコラボレーション商品を販売するなど、すそ野を広げる動きも積極的だ。今年は道志の水源林取得100年。同局はこの機会にはまっ子どうしの役割をPRしていきたいと話している。

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