中山小学校の児童らに正しい手紙の書き方を学んでもらう「絵葉書教室」が6月22日、同校の5年生を対象に開催された。
これは、今も区内で頻発する「振り込め詐欺」を防止するために、緑警察署と緑郵便局が共催したイベント。インターネット環境の普及で機会の減った手紙の書き方を学びながら、祖父母に注意喚起を呼び掛けてもらう試みだ。
当日は対象となった同校の5年生66人に郵便局員が「宛名の書き順やマナー」「暑中見舞いと残暑見舞いの違い」などを指導。ほとんどの児童は、暑中見舞い状書きが初挑戦で、悪戦苦闘しながらも、思い思いのメッセージやイラストを書き綴った。中には、熊本にいる親族に「被災に負けないで」と手紙を送る児童も見られた。
宮崎登郵便局長は「手紙を送る楽しさと受け取った時のうれしさを感じてほしい。区内では中央郵便局を語った振り込め詐欺も起きている。自分のおじいちゃん、おばあちゃんが被害にあわないよう促してほしい」と語った。
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