緑区選抜の女子サッカーチーム「緑ピクシーズ」が先月開催された八王子市、町田市などとの交流戦と横浜市大会、7月2日に開催された区大会でそれぞれ優勝し、チーム史上初となる3大会制覇を成し遂げた。
「緑ピクシーズ」(平井充子監督)は緑区内のサッカーチームの小学生女子選手44人で構成される。女子選手育成を目的に緑区少年サッカー連盟(橋本友会長)が母体となり立ち上げた。
選手らは6月11日に開催された「第8回横浜線沿線少年サッカーフェスティバル」(少女の部)で八王子市、相模原市、町田市のチームを破り初優勝を飾ると、6月26日に行われた「第43回横浜市春季少年サッカー大会」(女子の部)でも優勝。勢いをつけた同チームは、7月2日に催された「第65回春季緑区少年サッカー大会」(女子の部)でも優勝した。
この3大会はチームの力をはかる上での重要な位置づけ。1979年の創部以来初となる3大会制覇に、「今まで成し遂げられなかった快挙」と橋本会長ら指導陣は喜びを語る。
「早めの寄せ」で試合握る
「やるならば勝ちに行こう」。試合前、平井監督はこう声をかけ選手らを鼓舞した。ディフェンスでは相手への素早い寄せを心掛け、攻撃ではスピーディなパス回しで試合の主導権を握る展開に。また、試合ごとに主将を変えることで選手らの積極性を引き出したという。市大会で主将を任された金子千尋さん(小6・FC上山)は「サッカーを始めて間もないが、声を出し、仲間と連携をはかることで良い試合ができることを体験できた。チームのメンバーと協力できて良かった」と振り返る。
平井監督は「ボールを持っている相手への素早い寄せを心掛けたので、ロングボールを放り込まれずに済んだ。全員が試合で輝くことを目標に、一番の力を出せた結果」と話している。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|