県政レポート【7】 共生社会の実現を目指して 神奈川県議会議員(緑区選出) 古賀てるき
7月26日に発生した「津久井やまゆり園」での痛ましい事件において、お亡くなりになられた方々へご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様にはお悔みを、また負傷された方々の1日も早いご回復をお祈り申し上げます。
それぞれに応じた環境整備
事件発生以前に行われていた県議会の派遣承認により、大分県別府市にあるオムロン太陽株式会社を訪問して来ました。オムロン太陽は「保護より機会を」をモットーに障害者の働く場づくりを進めるため、オムロンと社会福祉法人太陽の家とが共同出資で設立した会社です。
工場内では障害者と健常者とが共に創意工夫を図り、障害の内容と程度に合わせたライン作りが行われていました。「あの方は右半身不随ですが立つことはできるため健常者と同じ高さの作業台です」「知的障害の方の集中力はすごいです」との案内役の城さんの言葉が印象的でした。
相互理解で共生社会を
今回の事件が、障害者一般に対する差別や偏見に繋がることのないよう、多様な障害の特性を理解し、障害のある人とない人が共に生きる社会の実現に向けた取組みを進めて参ります。
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