市内の小中学生による「国際平和スピーチコンテスト」がこのほど西公会堂(西区)で開催され、いぶき野小学校の栁澤実希さん(6年)が教育長賞を受賞した。
同コンテストは「よこはまこども国際平和プログラム」の一環。国際平和への意識を高め、自らができることを実践しようとする姿勢を育てることなどを目的に開催され、今年で21回を数える。予選会には約5万人の児童が参加し、各区の代表が本戦に参加した。
栁澤さんは「支えあって生きていく」と題し、人と人の支えあいの大切さを、東日本大震災で被害を受けた気仙沼市を訪れた時のエピソードを交えて発表。審査員に思いを届けようと、話し方にも気を配って本戦に臨んだという。
教育長賞受賞を受け栁澤さんは「とても嬉しい。緊張したけど自分の力を発揮できてよかった。原稿用紙の最後のスペースに家族が応援メッセージを書いてくれたのが力になった」と喜びを語った。
本戦参加者は今後、「よこはまこども国際平和プログラムこども実行委員」としてユニセフ協会の諸活動への協力や平和募金の呼びかけ活動などに取り組んでいく。
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