神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2016年10月20日 エリアトップへ

市消防局 白山に救急隊配置へ 到着時間短縮など図る

社会

公開:2016年10月20日

  • LINE
  • hatena
緑救急隊のメンバーら
緑救急隊のメンバーら

 横浜市消防局は増加する出動要請や現場への到着時間の短縮などを目的に、白山消防出張所に救急隊を配置する。隊は既に緑消防署に籍を置きながら活動を開始しているが、来年3月の本格的な活動開始に向け、現在、出張所のハード面の整備が進められている。

 市内救急隊の現場までの到着時間は、平成27年の平均では「通報後約6・9分」を記録したが、白山地域への到着時間は長年その平均を下回っていた。また、緑消防署には毎日約30件の通報が寄せられているが、白山からの通報が特に多いという。これまで緑区には中山の緑救急隊(本署)、長津田救急隊、鴨居救急隊が整備されていたが、3隊ではこれらすべての通報に対処しきれず、青葉区や旭区、都筑区などの近隣区に応援を要請することもしばしばあったという。

 今回の配置はこうした状況に対応するもの。緑救急隊担当者は「白山地域は近年になって宅地化が急激に進んだ地域。一方で、古い団地もあり、長年住んでいる高齢者も多い。こうしたことから通報が多くなっているのではないか」と推測している。

 横浜市は、同様の問題が取り上げられている、仲町台(都筑区)と豊田(栄区)と合わせて3隊の増設を決定している。緑消防署担当者は「多くの病院が休診になる前の金曜日や週初めの月曜は特に通報が多い。こうした状況の改善がはかれれば」と話している。

稼働に向け整備進める

 白山地区にはこれまでも「白山消防出張所」が整備されていたが、救急隊を運用するための「消毒室」や「救急車両設置用のガレージ」などはなかった。そのため、現在白山消防出張所ではこれらの設置を進めているほか、救急車両のガレージを設置するために既存の排除工作車両庫の改築などを進めている。工事期間中、救急隊は緑消防署に在籍し、来年4月の運用開始までは同署から近隣の現場へ出動していく。緑救急隊の高部勝一隊長は「早く着くことで少しでも救命率をあげたい」と語った。

緑区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

生徒11人が独自ライブ

中山の音楽教室

生徒11人が独自ライブ

町田で3月31日

3月28日

公道で自動運転バス走行

京セラ

公道で自動運転バス走行

実証実験、一定の評価

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

団員充足率が100%に

緑消防団

団員充足率が100%に

「地道な声掛け実を結ぶ」

3月14日

いぶき野小へベルマーク

オーケー長津田店

いぶき野小へベルマーク

店長「小学校の応援団に」

3月7日

開業23年 十日市場町の歯医者 みどり歯科医院

安心の保険診療が中心です。車椅子のまま乗降可能な専用車での無料送迎にも対応しています。

https://midoridc.net/

緑区社会福祉協議会

〒226-0019 横浜市緑区中山2-1-1 ハーモニーみどり1階

http://www.midori-shakyo.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook