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横浜市長選 長島氏が出馬を表明 「反カジノ」掲げる

政治

掲載号:2017年1月12日号

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長島 一由氏
長島 一由氏

 元衆議院議員の長島一由氏(49)が1月5日、本紙の取材に対し今年8月の横浜市長選に無所属で出馬する意向を明らかにした。横浜が候補地の一つとなっている統合型リゾート施設(IR)の一部として注目される「カジノ」に反対の姿勢を示し、賛否を市民に問いたいとしている。

初の名乗り

 長島氏は川崎市出身で東大大学院修了。フジテレビの報道記者・ディレクター、鎌倉市議会議員を経て、逗子市長を3期8年、2009年8月の衆議院選に神奈川4区(栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町)で当選し1期務めた。現在は、東京芸術大学大学院(横浜校舎)に在籍し、映画監督としても活動している。

 3選に向けた動向が注目される現職の林文子市長は態度を明確にしておらず、市長選への立候補表明は長島氏が初めて。

 長島氏は、市有地をカジノ用地として提供するかどうかは市長が判断できるとして、カジノの是非を選挙の争点にしたい方針。IR事業自体は否定しておらず、その一部として検討されているカジノに反対との立場だ。その主な理由にコストをあげた。カジノによりギャンブル依存症が増加し、その影響による生活保護費がカジノによる経済効果を上回ると指摘。市民の幸せを追求すべき行政が、ギャンブル依存症増加の可能性がある同事業をすすめることにも疑問を呈した。また、芸術や文化、教育への意識が高い横浜市の地域特性から、カジノではない別の切り口による地域振興を模索すべきとした。

 その他の政策としては、待機児童問題解消とともに中学校給食の導入や、物品購入時に3社以上の参考見積りを取るなどの入札・調達の競争性・透明性の向上、労働生産性を高めるなどの横浜発の働き方改革などを掲げる。

 長島氏は現在、政党の党籍は無く、無所属で出馬予定。争点明確化のため政党色のない選挙が好ましいとして、政策で共闘できる政党や団体などとは連携を進める方針だ。

 市長の任期満了は8月29日で、投開票日は8月下旬が予想される。前回13年の選挙は3人が無所属で立候補。自民・公明・民主が推薦した林氏が、共産推薦の柴田豊勝氏に約56万票の差をつけ圧勝。投票率は過去最低の29・05%だった。
 

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