緑区のすすめるトップアスリート連携事業の一環として2月4日、緑スポーツセンターの第1体育室で女子サッカーの元日本代表として五輪とワールドカップに二度ずつ出場し、日本の守護神としてゴールマウスを守り続けた海堀あゆみさんによるサッカー教室が開催された。
この事業は、2020年の東京五輪にむけ、実際に実施される正式種目を”知る・体験する”きっかけづくりとして緑区が推し進めている取り組み。これまでも体操元日本代表の池谷幸雄さんを招いた体操や跳び箱の教室や、現役選手による車いすバスケットなどパラ五輪競技の体験会を行うなど、第一線で活躍した一流選手と間近で触れ合う機会を創出してきた。
今回は低学年の部と高学年の部に分けた二部構成で開催。二部合わせて135人のジュニア選手が汗を流しながらサッカーを楽しんだ。練習体験では、学年によって内容を分けながらパスやシュートの正しい打ち方やドリブルの仕方などについて海堀さんが手取り足取り指導をした。
午後に行われた高学年の部では練習後児童のリクエストに応え、特別にPK対決が開催された。参加した児童は元日本代表の気迫に物怖じすることなく、精一杯の力を込めてシュートを打ち込んでいた。
練習後の質問コーナーでは「子どものころどれだけ練習を重ねたか」「ボールを遠くに飛ばすコツはないか」といった様々な質問が飛び交っていた。
イベントを終えて海堀さんは「この中から将来の日本代表が生まれるかもしれませんね」と笑顔で感想を語った。
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