長津田地区センター(指定管理者(株)清光社/豊田和美館長)が今秋、35周年を迎える。イベント開催などに力を入れ、年間149件の自主事業を実施。幅広い世代の地域交流や活動をサポートしてきた。
長津田地区センターは子どもから高齢者まで幅広い世代が利用できる交流拠点として開所。2006年4月からは指定管理者制度を導入し、民間による管理運営が始まった。
株式会社清光社は、2011年から管理・運営に着手し、「安全性・快適性・公平性の高い施設の提供」や「誰もが元気で自分らしく生きがいを感じられる事業の実施」「地域との協働による地域課題への取り組み」などを実践。特に青少年育成、読書活動推進、郷土の歴史をテーマにした講座には多くの利用者が集うという。年間の施設利用者は9万7512人。
節目に際し豊田館長は「今後も地域の皆様に親しんでいただけるよう様々な企画・取り組みを実践していきたい」と話している。
同地区センターのイベントの中でも、古くから宿場として栄えるなど歴史のある地域性をいかした「歴史講座」は特に人気だという。
8月5日には、35周年を記念した特別講演会が開催され、第一部では昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」で注目を集めた小田原北条氏の重臣・板部岡江雪斎をめぐり、久保田武光さん(長津田ふるさと会代表)が長津田領主岡野家との関係などについて講演する。第二部では江雪の長男で初代長津田領主の次男・岡野成恒の直系子孫である岡野進さん((株)大和総研顧問)が登壇。日本経済の課題などについて話をするという。
聴講は無料。午後1時半開演。希望者は同地区センター(【電話】045・983・4445)へ申し込みを。
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