緑区内のママ起業家による市民団体「mamacоcо(ママココ)」が中山にあるカフェの一角で朝カフェの取り組みを始めている。働く女性同士が気軽に情報交換できる場を作り、ビジネスや地域活動での連携などを模索しているという。
「ママココ」は子育てしながら働く母親らのネットワークを広げようと区内在住の江縁緋紗子さん、高岡玲子さんらが立ち上げたグループ。女性起業家らがそれぞれの得意分野を活かしたセミナーやイベントを開催するなどしてきた。
「気兼ねなく本音で」
「イベントを通じ様々な出会いや絆が作れた。と同時にもっと気軽に息抜きできる場、そこに行けば同じように働くママに会える場が作れないかと思うようになった」と江縁さんは朝カフェの取り組みを始めた経緯を打ち明ける。「気兼ねなく話せる雰囲気の中から本音が見え、地域で何かやるにも、協力しやすい関係が作れるのではないかと感じている」と高岡さん。
公式ホームページとSNSでのみ告知し、誰でも気軽に立ち寄れる「朝カフェ」を開催してみたところ、区内外の働くママや起業家が集うようになった。話の内容はビジネスや子育て、身近な地域の話題や趣味など多岐に渡る。「そこから一緒にイベントをやろうなどと発展するケースも。こうした地道な繋がりづくりの中で、将来的に何か面白いことができれば」と考えているという。
朝カフェは毎月第2金曜日午前10時から正午まで。次回開催は10月13日。詳細は公式HP(https://mamacoco.yokohama/)でも確認できる。メンバーや活動を支えるスポンサー募集も公式ブログ上で同時に行っている。
同団体は子育てなど様々な地域課題を解決し、地域を活性化させる道を様々な機関や団体などと探る「リビングラボ」導入を検討する勉強会を重ねている。すでに導入が始まっている横浜市栄区の事例などを検証し、行政、各団体の意見も吸い上げながら、母親・女性としての視点を街づくりに活かす方向性を探っているという。
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