緑区長津田みなみ台出身のジャズボーカリスト・おぬきのりこさんが3日、ヤクルトホールで歌手生活15周年記念コンサートを行った。
おぬきさんは区内出身の歌手として、緑区の様々な音楽イベントなどに出演する。今年、歌手生活15周年を迎えたのを機に、「いつも支えてくれる大切な人に感謝の気持ちを届けたい」とコンサートを企画した。
会場には、地元長津田のファンをはじめ、おぬきさんの歌声に魅せられた観客たちが大勢訪れ、節目を祝った。
おぬきさんは自身のオリジナル曲をはじめ、ジャズの修業を始めたばかりの頃に歌った曲などを、これまでの足跡を振り返りながら熱唱。その時々のエピソードを交えた話で観客を盛り上げた。また、「竹田の子守唄」などジャズの分野以外の曲にも積極的に取り組み、歌手としての新たな魅力を発信していた。
力強くも繊細なおぬきさんの歌声が響き渡ると、会場は大きな拍手と歓声で包まれた。
アンコールの後、満面の笑顔で舞台に再登場したおぬきさんは「この会場にいる沢山の大好きな人々のおかげで今私はここにいる。そのことに改めて感謝をしつつ、これからも皆さんに歌を届けていきたい」と会場に語りかけた。おぬきさんにはファンから花束が渡され、大盛況のうちにコンサートは幕を閉じた。
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