株式会社職人組で11月17日、水引で正月飾りとポチ袋を作るワークショップが開催された。
講師を務めたのはジュエリー作家として活躍後、優しい質感や日本古来の心を表現する水引の魅力に惹かれ数々の作品を発信する高橋千沙さん。今年に入り各地で開催されるワークショップなどに引っ張りだこの作家のひとりだ。
高橋さんのワークショップは「作り方だけでなく、その結び方に込められた意味や、水引を作る上での小さな楽しみを伝えたい」と少人数で開催される。同じ正月飾りでもデザインや選ぶ水引の色によって個性豊かな作品に仕上がるから面白い。参加者らはあわび結び、梅結びなど伝統的な基本の結び方を学びながら、思い思いの作品を仕上げた。一番の盛り上がりを見せたのは色選び。参加者らは高橋さんが集めた風合いの違う数十色の水引から「その日自分がぴんときた色」を選んだ。
「どれにしよう」などと教室に和気藹々とした空気が流れると、高橋さんは「この色選びが本当は一番楽しいんです。この面白さを多くの人に知ってほしい」と話していた。
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