緑公会堂で2月9日、「ストレスに強い子に育てる〜現代の子育てに大切な、3つのポイント〜」と題した母親向けセミナーが開催された。公益社団法人スコーレ家庭教育振興協会青葉地区実行委員会が主催した。
講師として、同会の今野優子さんが登壇し、ストレスに強い子どもに育てるための方法が紹介された。
「笑顔通じ、愛情を」
会場には、幼児や思春期を迎える子どもを持つ母親らが集まった。最初に、乳幼児期に添寝やおんぶ、授乳などを行い、子どもとの信頼感を高めることがストレスに強い子を育てるのに役立つことなどが伝えられた。そのほか、「お母さんは、〇〇ちゃんが大好きよ」と子どもを認める言葉をかけることや、スキンシップ、笑顔を通じて、深い愛情を注ぐことの必要性も紹介された。
今野さんは、明るい家庭をつくることの大切さにも触れ、夫の容姿や性格、能力面で良いと思う所を書き出し、発表が行われた。
今野さんは「いじめや不登校、受験などのさまざまな子どもの悩みに向き合える親になれるように、1人で悩まず、セミナーに参加してもらえたらうれしい。言葉かけで子どもは大きく変わる」と話した。
参加者の竹俣明日香さんは「幼稚園でチラシをもらった。子育ての参考、不安の解消になると思い、参加した。今年、子どもが小学校に入学し、環境も大きく変わる。子どものストレスに対する親の向き合い方を学ぶことができたので言葉かけなどを実践していきたい」と振り返った。
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