長津田地域ケアプラザで2月14日、老い支度講座「これからの生活を私らしく、いきいきとそして安心して暮らすために一緒に学んでみましょう!」が開催された。同ケアプラザが主催した。
安心して老後を過ごしてもらうための備えなどを考えてもらおうと、3回シリーズで企画された同セミナー。1回目となった今回は、行政書士の宮田昇氏を講師に招き、エンディングノートの作成を行った。
終末期や死後、家族が様々な判断や手続きを進める際に必要な情報を書き残すためのエンディングノートを手にした参加者は、実際に家系図や財産の状況などを記入していた。参加者は「ノート記入の際には、なかなか思い出せない項目もあった。戸籍の取り寄せなども意外に時間がかかる。もしもの時に備えて、早めの準備をしておきたい」と感想を話した。
宮田さんは「亡くなった後に、銀行通帳や保険証書などの保管場所が分からず、残された家族が困ってしまうケースも多い。思い立った今こそ、エンディングノートを記入するなど、終活準備を早めにしてほしい」と呼びかけていた。
同ケアプラザの和久井聡子さんは「老後や自身の死後のことについて体系的に学んでもらうきっかけとなればうれしい」と話した。
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