緑警察署の正面入口に、振り込め詐欺の防止を訴える「振り込ません城」が展示されている。
これは、中山町自治会防犯指導員の南雲正好さんが同署へ寄贈したもので、広告チラシや段ボールなどを使い、約半年間かけて製作した。
高齢者が被害を受ける振り込め詐欺を1件でもなくしたいとの思いから心を込めて完成させたという。
同城は高さ74cm×幅40cm×奥行40cm。「城下」には、紙幣を模した「10億円の札束」が置かれている。
同署の竹田茂副署長は「とてもインパクトがあり、警察署に来る人も目をとめているよう。昨年、緑区内では、約2億円の振り込め詐欺被害があった。多くの人に被害状況を知ってもらい、注意をしてもらえたら」と話した。
同城は、約1年間設置される予定だという。
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