緑区役所(1階イベントスペース)で3月2日、介護職によるジョブカフェが開催された。
これは介護の現場の課題として挙げられる人材不足を解決しようと、在宅ケアに携わる職員や施設代表者、緑区医師会などからなる「在宅ケアみどりネットワーク」の主催で開催されたもので、初めての試み。
同ネットワークに所属するヘルパーや看護師、訪問介護職員などが仕事のやりがいや仕事に対する思いなどを素直に語り、現場の生の声を届ける会として企画された。
ジョブカフェの会場で自身の訪問入浴介護の仕事について話をした田中利幸さん(アサヒサンクリーン在宅介護センター横浜緑・所長)は「人生の最期を自宅で過ごす方々の入浴をお手伝いしている。痛くてきつそうな状態がお風呂に入れて差し上げることでとても穏やかな表情に変わるのを見ていると、やりがいも感じるし、もっと多くの方々にこの仕事の魅力を伝えたいという気持ちになる」と熱く語った。介護の現場の最前線で働く面々が生の声を発信する機会は少ないといい、参加した介護職員らは「今後もこうした機会が増えれば」と話した。
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