2020年の東京五輪・パラリンピック開催前までの開通を目指し、工事の最盛期を迎えている北八朔町の横浜環状北西線シールドトンネル建設工事現場で3月27日、防災訓練が行われた。
工事の施工者である安藤ハザマ・岩田池崎・土志田・宮本土木建設共同企業体が、消防局緑消防署や横浜市道路局横浜環状北西線建設課と連携する形で実施された。
東日本大震災から7年を迎え、いつ起こるか分からない地震などの災害に備えてもらおうと実施された同訓練。当日は、工事関係者など約80人が参加した。首都直下型地震が発生し、トンネル内で火災が起きた想定で、初動対応などの訓練が行われた。
その後、応急救護の仕方や消火器の使用方法など、実践的な内容も伝えられた。参加した工事関係者は「大規模な災害が起こった時に備え、消火器の使用方法などしっかりと覚えておきたい」と真剣な様子で訓練を受けていた。
訓練を取り仕切った同共同企業体の長野孝丸さんは「想定していたよりもスムーズに避難などができていた。今後、大規模な災害が発生しても、しっかりとした対応をとれるように努力をしていきたい」と話した。
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