県政レポート19 県の組織が変わります 神奈川県議会議員(緑区選出) 古賀てるき
新年度を迎え、クラス替えや人事異動など新たなスタートの季節です。このたび県でも組織再編が行われ、3つの局が新設されました。
新設の3局
【国際文化観光局】文化事業の創出や、国内外からの観光客の誘致、国際交流等を推進し、人を引きつける魅力ある神奈川づくりを目的とします。
【福祉子どもみらい局】共生社会の実現とともに、児童虐待や子どもの貧困問題、ひきこもりなどの子ども関連施策を切れ目なく一体的に進めていくことを目的とします。
【健康医療局】健康寿命を延ばして笑顔あふれる百歳時代を目指すとともに、団塊の世代が75歳以上になる2025年に向けた医療提供体制の整備推進を目的とします。
人権施策は大丈夫か?
今回の再編により人権施策を担ってきた「県民局」が廃止され、県の人権施策が後退するのではないか心配されました。
この点については昨年末に、所属していた総務政策常任委員会で議論し、人権施策の推進体制が強化されることを確認しました。最終的には「大規模な県庁組織の再編を行う際には、県庁内並びに県議会において、十分な議論が尽くせる機会を確保するとともに、県民への説明を丁寧に行った上で、条例案の提案を行うこと」という意見を条例案に加えました。
今後も、複雑・多様化する課題やニーズに対応する県の体制を提言して参ります。
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