老人福祉センター横浜市緑ほのぼの荘でこのほど、「ほのぼの寄席」が開催された。
同イベントは、地域のシニアに楽しんでもらいたいと、3年前に初めて開催。今回5回目を迎え、地域住民ら約20人が寄席を楽しんだ。
当日は、アマチュア落語家の鴨志田亭金頓さんと花伝亭長太楼さんが登場。鴨志田亭金頓さんは、医学用語が分からないにも関わらず、知ったかぶりをする古典落語「転失気」を披露。また、花伝亭長太楼さんは、酒好きな親子の話「親子酒」で笑いを誘っていた。花伝亭長太楼さんは「定年後から落語を始めた。多くの人に笑ってもらえて、私自身も嬉しい気持ちになれる」と笑顔だった。
近くに住み、初めて訪れたという中川浩子さんは「生で聞くのは、テレビやラジオで聞くのとは違い雰囲気がある。近所でこのようなイベントがあるのはうれしい。笑うことでストレスの発散になった」と満足した様子だった。寄席の企画を行った同施設の野村敏彦さんは「初回は人数も少なかったが、次第に地域に浸透してきた。飽きられないよう、寄席に限らずに新しいイベントも企画していきたい」と話した。
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