区内飲食店で横浜市内産の農畜産物を使用したメニューを提供し、地産地消に取り組む動きが加速している。4月には生産者と協同で「Team Verde(ヴェルデ) THREE STARS」を結成。現在は、緑区民まつりのブースで予定している野菜試食のソース作りなどの話し合いが進んでいる。
「Team Verde THREE STARS」(以下ヴェルデ)は、市内の生産者3人と、飲食店14店舗の店主らで組織。これまで、区が地産地消を推進することを目的とした「よこはま地産地消サポート店」に各店舗が登録して活動に参加してきたが、ヴェルデのリーダー・鳥海文雄さんが「登録店舗で連携して地産地消をさらに広められないか」と考え、その考えに賛同したメンバーで独自の連携チームとして今年4月に結成した。
結成後は月1回の会合を開き、ブランド力を上げるためにはどうしたらよいかなどを話し合ってきた。
区民まつりにも出店
8日に行われた会合の議題は、10月に開催される緑区民まつりでの内容について。現在は、地元野菜を使ったオリジナルソース3種を野菜にかけた試食を予定しているが、どのような形式が良いかなどの意見が飛び交っていた。また、区民に地産地消の取組みに興味を持ってもらおうと、11月からは同サポート店を巡るスタンプラリーも予定している。
リーダーの鳥海さんは「私達のチームを通して地場産の食材の素晴らしさを知ってもらいたい。各店舗で地元の食材を使ったメニューが分かるようになっているので、声を掛けて頂ければ、メニューレシピもお教えします」と話す。
区内の登録店舗は「海鮮酒家 海陽飯店」「猫舌亭2」「うおたま&くうかい」「トラットリア ダ テレーサ」「ジローズキッチン」「ぷかぷかさんのおひるごはん」「トラットリア ドルチェ」「カレーハウスCoCo壱番屋緑区中山店」「カフェ フェリックス フォール」「TDM1874」「炭火焼ハンバーグ&ステーキレストランぶる」「臥龍」の12の飲食店に、「おひさまの台所」(弁当・惣菜)「カフェベーカリーぷかぷか」(パン)を含めた14店舗。
登録店舗は市のホームページ「横浜で地産地消情報サイト」で閲覧が可能だ。
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