白山連合自治会(山口章会長)は10日・11日の2日間、9自治会合同の防犯パトトールを実施した。連合組織としては初の試み。自治会同士の横のつながりを強めることで、地域で協力して防犯に対して目を光らせる狙いがある。
白山連合自治会は、「白山自治会」(約1400世帯)と「白山緑自治会」(約1100世帯)に加え、7つのマンション「ハイラーク横浜白山」「シティ194」「エンゼルハイム」「鴨居ガーデンズ」「ローヤルシティ鴨居六番館」「ローヤルシティ鴨居七番館」「クリオレジダンス」ごとに組織する各自治会(計約1025世帯)からなる地域だ。
モデルとし白山全体に
これまでは自治会ごとに防犯パトロールを行ってきた。白山緑自治会(長谷川貞栄会長)では約14年前、周辺で空き巣被害が多発した事をきっかけに防犯パトロールを開始した。それから月曜日を除く平日の夕方に各回30人規模で実施。年間160日、延べ4100人が参加しているという。
白山緑自治会では、継続的な活動のかいもあってか、犯罪が減少。半年ほど前に長谷川会長が「モデルとして白山全体に広げよう」と、山口会長に話を持ちかけたのがきっかけとなった。
2日間で延べ約100人が参加。いくつかのコースに分かれてパトロールを行いながら、単位自治会の垣根を越えて住民同士が会話をする姿も見られた。
長谷川会長は「犯罪の抑止になるのはもちろんだが、住民同士の交流、歩くことによる健康増進にもなる。ぜひ、今後も多くの人に参加してほしい」と話す。
また、「地域住民からのアイデアを今後も実行していきたい。どのようにしたら犯罪が減るのかを1人1人が考え、意見を出し合っていきたい」と山口会長は話した。
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