緑区版 掲載号:2018年9月6日号
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書道を教えるボランティアを10年以上続けている 伏見 ひろ子さん 中山町在住 70歳

書道が繋ぐ、人と人

 ○…「こんなに長く続くなんて思ってなかった。みなさんのおかげ」と口にするのは感謝の言葉だ。介護老人福祉施設北八朔で、入居者に書道を教えるボランティアを10年以上にわたり行ってきた。なかには、自身が書いた作品を部屋に大切に飾っている人も。書道が共通の話題となり、入居者同士、施設を訪問する家族とも会話が弾む。「上手い、下手ではなく、書くことを純粋に楽しんでほしい」と笑う。

 ○…東京都出身。意外にも小学生の頃は、文字を書くのが苦手だったという。文字が上手であれば、必ず将来役に立つと母親に促され、中学校から書道部へ。教師や仲間に恵まれ、切磋琢磨する日々。就職後も書道をしばらく続けていたが結婚後、子育てに追われ、次第に書くことから遠ざかっていった。夫の地元であった緑区に移り住んできたのは、約40年前。40歳の頃、夫に先立たれ、働きながら、子ども2人を育てあげた。「悲しかった。でも、たくさんの人に支えられたおかげで、なんとかやってこられた」

 ○…子育ても落ち着いた頃、ふとボランティアがしたいと思い立つ。「多くの人に助けてもらった。社会に恩返しができたらと思ったのかな」と振り返った。改めて気づかされたのは、自分が書くことが好きだということ。書くことで人との繋がりも増えていった。「ボランティアの場があることはうれしい。教えることは自分のやりがいになる」と話した。

 ○…現在、調理補助としても働いている。定年を迎えたが、「居てほしい」と引き留められるほど。「何かしてないと落ち着かない。じっとしているのが苦手」と笑う。友人の作品展などにも足を運び、刺激をもらっている。「元気なうちは仕事や趣味、ボランティアに打ち込んでいたい」

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