緑区版 掲載号:2018年9月13日号
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フットバッグ石田太志選手 世界総合V、殿堂入り 普及めざし「さらに上へ」

スポーツ

世界大会の一部門で、決勝に挑む石田さん。左足で蹴っているのがバッグ=本人提供
世界大会の一部門で、決勝に挑む石田さん。左足で蹴っているのがバッグ=本人提供
 お手玉のような直径約5センチの球(バッグ)を両足で落とさずに蹴り、連続で多様な技を繰り出す競技「フットバッグ」。7月の世界大会で初代総合王者に輝いた石田太志さん(34)=旭区在住=が、選手として殿堂(BAP)入りを果たした。

 世界で約600万人の愛好者がいる中、「衝撃を与えるプレーヤー」とされるBAPに、過去45年の歴史で選ばれたのは79人のみ。競技を始めた15年前から抱き続けた夢をかなえ、石田さんは「ようやく入ることができた」と喜びを語った。

 世界大会への出場は、中級者クラスに初挑戦した2004年以降、9回目。公式4部門のうち、30秒間で高難度の技を積み上げて得点を争う「シュレッド30」部門と総合で頂点を勝ち取った。各国から30人近くが集まった今大会に、石田さんは唯一の日本人選手として参戦し、予選を経て4部門で決勝へ。優勝した「シュレッド30」のほか1部門で2位、2部門で4位に食い込んだ。

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 2011年からプロ選手として独立した石田さんは、世界を舞台に戦う国内唯一の選手として各大会に挑むほか、イベント出演や講演、スクール運営、バッグ生産など普及活動にも各地で力を入れている。「子どもも大人も街のあちこちでバッグを蹴っている、そんな風景が日常になれば嬉しい」と胸中を明かす。

 足を負傷した患者のリハビリが元で、米国で1972年に誕生したフットバッグには、約2千種類の技があるという。「場所を選ばず、1人でも複数でもできる。趣味としてはもちろん、トレーニングとしても老若男女に楽しんでもらえれば」と期待を込めた。

今大会のメダルとバッグを手にする石田さん
今大会のメダルとバッグを手にする石田さん

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