区内の起業家ママで結成され、主に育児中の女性を対象に支援活動を行っている「mamacoco」がこのほど、緑区民または区とつながりのある10代〜50代の女性を対象とした「緑区民女性向けアンケート調査」の結果をまとめた。調査期間は6〜7月(サンプル数300、回収158)。
アンケートでは、育児や区に対しての課題意識、生活実態などを調査。集計結果によると、「住環境」についての問いに「満足」と答えたのは年代別で10代の約80%が最多。以下40代の約73%、50代の約63%と続いている。
また、「区の政策や地域改善点について」では「駅周辺の整備」を上げる人が多く見られたほか、「商店街の活性化」や「防犯・防災対策」の選択も目立った。「育児環境」については「良いと思わない」と答えた人が41人だったのに対し「良いと思う」が69人と上回った。一方、30〜40代共に約3割の女性が「中学校の給食がない」と答えている。そのほかに、「母親の息抜きの居場所が欲しい」などの意見もあった。
mamacocoの江縁緋沙子さんは、「半数以上の方が緑区の育児環境や住環境について満足していると回答しています。ですが、今回のアンケートで街の課題が浮き彫りとなった点もあります。特に駅前の整備や交通の利便性への意見。また、区の対策では防犯対策や防災面についての不安の声が40代を中心に目立ちました」と話した。
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