山下地区北八朔町の尾根道で現在、延長約100mに渡り最大幅約2・5mの歩行者空間を整備する工事が始まった。緑土木事務所によると2018年度内に完工の予定だという。
尾根道は、山下みどり台小や山下小を結ぶように走る地域住民の生活道路となっている。今回整備されるのは、北八朔町1386〜1424付近の延長約100mの区間。付近はスクールゾーンになっているが、対象区間は歩けるスペースがほとんどなく、道路は大きくカーブしているため車両事故の危険性も大きい。
山下連合自治会内13の自治会長や地区社協らで構成され2012年に発足された「山下地区安全・安心まちづくり協議会」が策定した同まちづくりプランの一環事業。地域の安全面の課題を解消するための工事となる。
これまでに道路脇にあった約40本の木を伐採。今後は除根作業が行われ、擁壁(最高4・5m)を設置するための盛り土・切土作業と並行して最大2・5mの歩行者空間を整備する。
尾根道ではこれまでに「あんしんカラーベルト」(北八朔町1881の1〜1967)や「交差点カラー化」(北八朔町1693の4)など整備を行ってきた。
山下連合自治会・篠崎慧会長は「子どもたちを含めて住民の生活道路になっている。カーブで先が見えないので、危険性が払拭できれば住民としてありがたい」と話した。
なお、工事の工程によっては車両通行止め又は片側交互通行となる(平日午前9時〜午後5時)。
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