緑土木事務所は6日、JR横浜線の鴨居〜中山間にある白山踏切(白山一丁目)に接する前後道路に、安全対策としてスロープを設置した。
県が実施した踏切道調査表のデータ(2018年1月)を見ると、白山踏切の通行量状況は自転車535台/日、歩行者218人/日。同事務所によると白山踏切はこれまで、踏切と接する北側道路の傾斜が急な上に、自動車通行禁止のため2本の杭が立っていた。また、南側にはスロープがあったが短く急勾配であった。同事務所では通行時に転倒する事例を確認しており、地域住民らから「傾斜がきつくて危険」といった改善を求める声が多く寄せられていたという。
緑土木事務所は、こうした声を受け、2017年度からJRと整備に向けた協議を重ね、18年11月に着工。1月末に工事が終了した。
工事では北側にスロープを新設。南側にあった既存のスロープは距離を伸ばし緩やかな傾斜となった。また、合わせて転倒防止柵が設置されたほか、歩行者と二輪車の動線が交差しないように階段が新設された。
同事務所担当者は「スロープ設置により、少しでも転倒する人が少なくなれば」と話した。
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