区内のものづくり企業を連載で紹介する。
第5回は、株式会社シンメイ(寺山町863)の湯川惣一郎社長に話を聞いた。
同社は、1958年に創業。煮豆屋として、営業していく中で、「もっと安全に、もっと美味しく食べてほしい」との思いから食品容器メーカーへと大きく舵を切った。”変化を恐れず、楽しみながら行動する”という基本理念は、当時から受け継がれている。
現在は「食文化をデザインする」をモットーとして、おりがみカップ=写真=などの様々な食品容器の製造に力を入れる。「食品容器のデザインにも工夫を凝らせば、食べることがもっと楽しくなる」と湯川社長は話す。
新しい商品の開発に挑み続ける同社。「社員には『昨日を否定しろ』とよく言っている。昨日の成功は今日の不正解となるくらい変化の速い時代。自分で考えて、前例に捕らわれず、自ら考えて行動してほしい。また、『こんな製品があったら良いな』という新しいアイデアを常に考え続けてほしい」と語った。
お金がもらえる意見箱
社員が会社へ意見を出すために、意見箱が設置されている同社。1つの意見を入れると、500円がもらえるという仕組みだ。「出された意見をすぐに改善につなげることが大切。言いっぱなしにならないようにしている。変化を楽しみ、『シンメイって、面白い会社だね』と言われればうれしい」
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>