白山在住の奥山真彩さん(6)が3月27日、小野崎信之緑区長を表敬訪問した。真彩さんは中国で行われたランバイクのワールドカップでの優勝を報告し、小野崎区長からは表彰状が贈られた。
真彩さんが出場した「世界車王賽ランバイクワールドカップ」(中国広東省、2019年元日に準決勝・決勝)には、日本・中国・台湾・アメリカなど8つの国と地域から約1500人が参加した。2歳から10歳の各部門でレースが行われ、「5歳女子の部」「5歳最速決定戦」(男女混合)の2部門で優勝し、初開催となった世界最高レベルの同大会で2冠を達成した。
ランバイクは足で地面を蹴って走るペダルのない2輪車。補助輪を使用するより早く自転車に乗れるようになるようなことで人気を集めている。
表敬訪問当日は、小野崎区長から真彩さんへ表彰状が手渡された。小野崎区長から「優勝おめでとう。すごかったね」と声を掛けられた真彩さんは照れた表情で頷いていた。
父・正之さんの勧めでランバイクに乗り始めたのは真彩さんが3歳半の頃。その後、大会に出場するようになり好成績を収められるようになった。そこで正之さんは安定した練習環境などを求めて「横浜本牧レーシング」に所属させ練習を積み重ねてきた。今回のワールドカップには、全日本選手権で5歳の部(当時)で1位となり出場を決めた。「5歳女子の部」では序盤からトップに立ち独走。男女混合でも接戦をものにした。
正之さんは「まさかワールドカップで1位になるとは思っていなかったので嬉しい。何より本人の自信につながったと思う」と話した。
また、小野崎区長は「頑張ったね。日本でも一番、世界でも一番だし、緑区の誇りです」と言葉と掛けた。
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