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「今後も保険診療に主軸」 十日市場 みどり歯科医院
開院は平成12年。以後「敷居の低い歯科医院」を目指し、費用的に負担の少ない「保険診療」に主軸を置いてきた。
そんな同院には「他院で『被せ物を全部白くする場合は保険適応外になる』と言われた」などと相談に訪れる患者も少なくないという。
また、最近メディアで多く取り上げられ、関心が集まっている口腔がんについても「患者の不安を軽減したい」との思いから、口腔がん検診用の専用機器を導入した。阿部院長は「国立がん研究センターのデータによると、口腔がんの罹患者は右肩上がりで増加。今後も増え続けることが予測されます。早期発見が一番。治りにくい口内炎や、出血しやすい傷はありませんか」と問いかける。
さらに2台の無料送迎車を備え、自力通院が困難な患者にも対応している。「設備や器具が整った医院で治療を行うことがベストだが、今後は周辺地域でも高齢化が進み、自宅での治療を希望する患者が増えることが予想される。時代の変化に対応すべく、更なる体制強化をしていきたい」と、今後の展望を語った。
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