新治市民の森の谷戸の田んぼで8日、田植えが行われていた。
谷戸の田んぼ付近の環境保全活動や、田んぼの管理などを行っている新治谷戸田を守る会(原洪会長)が主催した。
同会では毎年、会員らで田植えを実施している。今年は、地域の親子らにも田植えを楽しんでもらいたいと、親子で参加できるイベントとして田植えを企画したという。
当日は、親子ら32人が参加。苗の植え方の説明を受けた後、田んぼへ。田んぼに一直線に並び、泥だらけになりながら、苗を植える姿が見られた。
今回植えたのは、うるち米の「はるみ」。9月下旬頃に今回参加したメンバーで稲刈りも行う予定だという。
また、谷戸の田んぼで収穫された米は、11月頃に開催される予定の「新治里山秋まつり」で販売もされる。
原会長は「横浜にこのような自然豊かな場所があることに驚いた参加者もいただろう。親子で田植えを楽しんでもらえたと思う。自然に触れて、米作りなどに興味をもってもらえればうれしい」と話した。
家族で参加した青木香樹さん(7)は「初めて田植えをした。最初は、泥だらけの田んぼに入るのは気持ち悪かった。でも、やっていくうちにとても楽しくなった。苗を植えるスピードも速くなった。秋に稲刈りをして、お米を食べることが楽しみ」と笑顔を見せた。
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