神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2019年6月20日 エリアトップへ

横浜市 新劇場整備へ検討委設置 多面舞台備え集客効果狙い

文化

公開:2019年6月20日

  • LINE
  • hatena
市内の主な劇場『神奈川県立県民ホール』写真上(舞台機構=オーケストラピット)『神奈川芸術劇場KAAT』写真下(舞台・後舞台、オーケストラピット)※横浜市の資料より
市内の主な劇場『神奈川県立県民ホール』写真上(舞台機構=オーケストラピット)『神奈川芸術劇場KAAT』写真下(舞台・後舞台、オーケストラピット)※横浜市の資料より

 横浜市は14日、新たな劇場整備に向けて有識者らで構成する検討委員会を設置した。市が提出した「検討委設置の条例制定」の議案が4日の市会で賛成多数で可決されたことを受けたもの。市は本格的なオペラやバレエなどを上演できる多面舞台が備わり、2千人以上収容できる劇場の整備をめざす。

 新たな劇場整備は林文子市長の肝いりの施策。2017年夏の市長選後に考えを打ち出した。「横浜市中期4か年計画」では文化芸術振興策として、計画期間内に事業化の検討と事業を推進すると位置づけている。

 市は6月中に都市経営や文化芸術、まちづくりなどの専門分野の有識者12人以内で構成する検討委員会を設置したい考え。検討委は集客できるコンテンツや観光インバウンドへの貢献といった整備の意義やあり方のほか、民間活力の活用や運営ノウハウといった事業手法の提言を今年度内に取りまとめる。市は提言を受けて整備するか否かを判断するとしている。

 横浜市によると、市内には劇場やホールがあるものの、バレエやオペラなどの本格的な舞台芸術を上演できる多面舞台を備えた劇場がないという。

 市の中間報告では海外などの事例を挙げ、劇場はまちのシンボルとして賑わいの中心となり、一定の集客が見込まれることから、観光施策との連携で誘客効果が高まると、整備の効果を示した。

「議論なく拙速」反発も

 4日の市会では自民、立国、公明の3会派と無所属の2議員が議案に賛成。共産党会派と無所属の3議員は「文化・芸術団体への支援を強化しながら文化醸成を図るべきで、整備を急ぐ理由はない」「市民との議論もなく、整備ありきの委員会設置は認められない」などを理由に反対した。

緑区版のトップニュース最新6

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook