十日市場中学校2年生の青木詩乃さん(三保町在住)が7月11日から14日、スペインのバルセロナで行われるインラインスケートの世界大会に出場する。
縦一列に車輪の付いた靴を履き、競技を行うインラインスケート。音楽に合わせて、踊りや技を競う部門や、スピードを競う部門などがある。
青木さんは、関東・甲信越ブロックの予選を勝ち抜き、4月末に静岡県で行われた第8回全日本フリースタイルスケート選手権大会に出場した。同大会の17歳以下のジュニア女子で日本代表に選ばれた。ジュニア女子で日本代表に選ばれたのは、2人。青木さんは「今まで、香港や韓国などで行われた国際大会に出場したことはあるが、世界大会は初めて。日本代表に選ばれてうれしい」と笑顔で話した。
世界大会である「ワールドローラーゲームス 世界インラインフリースタイル選手権大会」には、115ヶ国から各国の代表が参加する。「ロシアや中国などの選手は特にレベルが高い。世界のレベルを肌で感じたい」と青木さんは話した。
「力を出し尽くしたい」
青木さんがインラインスケートを始めたのは小学校3年生の時。最初は遊び感覚だったが、大会に出場したことで、刺激を受け、本格的に練習を重ねるようになっていった。現在、練習は家族と一緒に行っている。また、表現力を磨くためにダンス教室にも通っており、多忙な日々送る。
世界大会まで残りわずか。「初の世界大会。自分の力を出し尽くしたい」と意気込みを見せた。
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